レトロPCの記事を書いたまま、少しずつ記事を書いていこうと考えていたのですが、
いつか書こう、いつか書こうと仕事に追われていたら、(自分の中ではまだ1年空けていないつもりだったのですが)どうやら2年も経ってしまっていたようです。
(下記は2年前の初投稿記事)
今回は、アドベントカレンダーを提案してくださるメンバーのお陰で、やっと重い腰をあげられました。(感謝!
さて。
PC-8801の記事も書きたいことがたくさんあるのですが、私を育ててくれたと確信をしている、私が今でも大好きなコンピュータがシャープより発売されたX68000です。
PC-8801時代は8801SRなどの上位機種が出ても指をくわえて見ている事しかできなかったのですが(PC-8801とPC-8801MkIISRとの差は別機種とも言える程の差がありました)、
高校の入学祝に父になんとか頼み込んでX68000ACEというコンピュータを買ってもらいました。(しばらく父は金欠で大変残念な思いをしていたようです…。亡き父よすまなかった…。)
PC-8801は8bitのザイログZ80互換のNEC製CPUでしたが、X68000は名前に冠する通りモトローラMC68000互換(日立製)でした。 68000は一般的には16bitと表現されますが、i386SXを32bitと呼ぶのであれば、MC68000は32bitに分類されるのでは? などという話をすると小一時間の小言から戦争が始まってしまう恐れがありますのでやめておきます。 笑
ともかく、X68000とその後アルバイトをしてなんとか買ったC Compiler PRO 68K(笑) のお陰でN88-BASICからCへ移行が出来ました。
今思うと日本のコンピュータ関連事情はこの頃が一番輝いていたように思います。 様々な機種が登場し、消え去っていきましたが私は今でもX68000が好きで、何台もメンテナンスをしてもらい、今でも使えるようにしています。


この頃はインターネットがまだ一般には普及しておらず、「パソコン通信」が全盛の頃で、電話回線を使って電話をかけ、掲示板やチャットなどを使ってやり取りをしていました。
そして高校生だった私もご多分に漏れず、パソコン通信にずぶずぶとはまっていったのでした。
そのころ出来た友人たちとだいぶ長くに渡ってお付き合いを頂きましたが、私は今京都に来てしまいまして、だいぶ足が遠のいたろうかと思います。
また飲んだくれてやっても良いと思う方、いらっしゃいましたら是非ご連絡を 笑
さて、次の記事でEPOCH-NETの由来について語りたいと思います。
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