はじめに
この記事はEPOCH-NETアドベントカレンダー2024の2日目の記事です。
アドベントカレンダー2日めは少し技術的な話、社内勤怠管理アプリの「EPOCH-KINTAI」を制作した話をしたいと思います。
自己紹介
初めまして、株式会社EPOCH-NETでSREをやっています。もちもちずきんです。
株式会社EPOCH-NETでは、サーバーのメンテナンスやバックエンドシステムのコーディングなどを行なっています。
趣味は写真撮影や、SNSのサーバー管理です。LinuxやOSSのコミュニティ活動が好きで、個人で勉強会なども主催しています。(興味ある方はこちら→FediLUG)
どんなアプリ?

簡単に勤怠管理ができるアプリです。バックエンドはGo、フロントエンドはGinのHTMLレンダリングです。以前使用していたグループウエアが重く、使いにくいため、勤怠管理に特化したアプリを内製しようという流れで制作に至りました。
弊社は1日目の記事でも書いたように基本的にフルリモート勤務ですので、勤務予定などは自己申告制です。独自の働き方に対して
- 誰が勤務中なのか確認したい
- 週間勤務予定を把握したい
- 勤怠のエクスポート機能をグループウエアの頃よりも使いやすくしたい
- もっと簡単に勤務・退勤を記録できるようにしたい
というニーズがツールにありました。
勤怠管理機能
勤怠管理機能には
- いまから勤務開始する
- 過去の勤務の記録
の2つの機能があります。
いまから勤務開始する

この機能はトップページに配置されています。概要と業務内容、顧客を選択すると、ページロード時点での時間が出勤時刻として記録されます。

「勤務開始する」ボタンを押すと、トップページの出勤ステータスが「出勤中」に変わります。勤務中はフォームが勤務終了のフォームになり、ページロード時点の時間が退勤時間として自動入力されます。
また、社内で使用しているチャットツールと連携されており、「勤怠記録投稿チャンネル」を指定するとBotがそのチャンネルに自動で勤務開始・終了した旨を投稿してくれます。

勤務予定記入機能
このアプリでは、1週間毎に勤務予定を記録できるようになっています。

開始予定時間・終了予定時間が入力できます。コメントに外出の有無なども記録することができ、「予定入力を完了」ボタンを押すと1週間の予定が社内チャットに投稿され、従業員ステータスから確認することができるようになります。

社員ステータス一覧確認機能

誰が勤務中なのか、今週・来週・再来週だれが勤務予定なのかの確認ができます。
勤怠の一覧管理・エクスポート機能

記録した勤怠記録は一覧で確認することができます。また、月間で何時間働いたかの合計時間も表示されます。昨今話題になっている「103万の壁」などの影響もあり、合計勤務時間の表示機能は社内でも好評です。
勤務記録の出力機能はExcelで勤務時間等の情報をエクスポートできる機能です。勤務合計時間の計算や時給を入力すると支給合計金額が計算される式がシートにあります。
まとめ
完璧な勤務管理を行うにはまだいくつか機能が足りませんが、Go言語で内製しシンプルにすることで、軽量化と操作性の向上を図ることができました。
株式会社EPOCH-NETでは、お客様のニーズを丁寧に反映したWebサイトリニューアルやシステム開発、学会事務局のお仕事をやっております!興味を持たれた方は気軽にお問い合わせからご連絡ください!
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